鳥獣害を知って防ごう
野生動物による道内の農林水産業被害は減少傾向とはいえ、50億円前後と大きく、エゾシカによる牧草被害の増加やアライグマの個体増加、カラスによる畜産被害など懸念すべき点も多い状況です。また野生動物が住宅街に出没し、人や家畜を襲うなど人々の暮らしにも大きな影響を及ぼしています。 本書では被害の大きいエゾシカ、アライグマ、カラス、ヒグマそれぞれの生態や対策などを図・写真入りで紹介。また電気柵やくくりわななどの捕獲技術や狩猟免許など制度についても分かりやすく解説します。農作物の野生動物被害に悩む方、必見です。B5判 116頁(オールカラー)監修 間野 勉(道総研エネルギー・環境・地質研究所専門研究主幹)